河川文化
河川文化を語る会講演集 <その7>

写真「河川文化を語る会(その7)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成12年6月から9月までの4回分の講演内容と、第55回通常総会(平成12年5月開催)における特別講演の内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。


4/6判  340頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

洪水時の流れと河床  

木下 良作氏(元自由学園研究員)

はじめに
関川河口の洪水時観測例
洪水流量観測のひとつの試み
洪水時の河床(1)−砂礫堆の挙動−
洪水時の河床(2)−利根川”異常深掘れ”の挙動−
砂礫堆の前進を阻止する限界蛇行角
諸種の河床波と流れの構造
おわりに
 
干潟の生態系保全と身近な海辺づくり

風呂田利夫氏(東邦大学理学部生物学科教授)

はじめに
東京湾の環境
干潟生態系の特徴
干潟の修復
 
二十一世紀の食料・農業問題−農的循環社会への道 

篠原 孝氏(農林水産省農林水産政策研究所長)

はじめに
世界共通の課題
日本的課題
資源・資産は有限
人が育たない地域社会
土地本位制の崩壊
危険をはらむ外国人労働力
農的循環社会への転換
第一次産業の復活
環境に優しい生き方
川辺の復活に向けて
 
雨水循環を育む建築づくり・まちづくり

鈴木 信宏氏(東京理科大学工学部建築学科教授)

視点
雨の家の事例
質問・コメント
建物、敷地・地域の別に見た、いろいろな事例
課題と対策を皆で考える
 
【特別講演】 −第55回通常総会において−
水とヒトと生き物たち

中川 志郎氏(茨城県自然博物館館長)



講演者略歴

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