河川文化
河川文化を語る会講演集 <その6>

写真「河川文化を語る会(その6)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成12年2月から5月までの4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。


4/6判  253頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

ロシア北極の大河・・レナ川   

伊藤 一氏(国立極地研究所助教授)

はじめに
地球を水が廻る
エバンキ族の言葉でレナとは大河という意味です
さすがに上流でも船が通うほど大きい
ヤクーツクは寒村でも面積が日本の6倍という大きな州の首都である
海か川か、わからない
三角州は魚の宝庫
チクシは船を着けられる
結びに代えて私見を
 
渓流生態系の保全と川の再生   

太田 猛彦氏(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

はじめに
人々と水、そして森林
かつて日本の山ははげ山だった
森林荒廃の歴史
森林回復の影響
渓流生態砂防学
 
川の水から”おいしい水”を造る    

小島 貞男氏(株式会社日水コン技術顧問)

はじめに
日本で最初にまずい水を造る
おいしい水とは
おいしい水を造る
きれいな河川を取り戻すために
 
川は”季節の語り部”          

岡村 直樹氏(旅行作家(川の旅人))

変化に富む日本の四季
水田−日本的景観
心浮き立つ春の景
川の健康度を測るバロメーター
暮らしに生きる川
冬なればこその魅力
 


講演者略歴

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