河川文化
河川文化を語る会講演集 <その4>

写真「河川文化を語る会(その4)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成11年6月から9月までの4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。


4/6判  225頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

地方史を通して見る災害   

木下 武雄氏(株式会社 水文環境 代表取締役)

はじめに
平等な社会へ
確率で計画高水を
確率の考えに対する批判
小鹿島の周期
中国の例
地方史で洪水を発掘する
洪水の発生のばらつき
渇 水
洪水についてのまとめ
大田区の災害
交通事故
大田区の水害
高 潮

地 震
飛行機事故
公 害
大田区災害のまとめ
総まとめ
 
ビール造りと環境対策   

日鼻 宏一 氏
(キリンビール株式会社 社会環境部 部長代理)

はじめに
配付資料の紹介
キリンビールの環境対策
ビール造りの話
ビールの飲み方
水をテーマの環境保全活動
ゼロエミッションへの取組
キリンビール水源の森づくり
環境報告書の内容
悪さかげんの情報開示
ビールのゲップは環境に悪くない
技術開発と付加価値の創造
二十一世紀を生きる子どもたちへ
環境マネジメントシステムと情報開示
 
建設工事に関わる地下水の様々な問題    

大島 洋志氏
(国際航業株式会社取締役技術センター長)

はじめに
地下水や河川水は水循環の一要因である
トンネル工事と地下水との関わり
横道へそれて、コールドジョントについて
切羽からの突発湧水
高圧の大量湧水で難航した安房トンネル
冷水や熱水も工事の進捗に影響を与える
トンネルは自然排水を標準としてつくられる
坑内に水があると
被圧地下水が復元してきて
武蔵野台地駅部の隆起災害
建設環境問題のルーツ、丹那トンネル
トンネルの施工で地下水位が低下する
地盤は地下水位の昇降で隆起・沈降する
河川の流量も影響を受ける
トンネル湧水は安定した水源
植生への影響は無視できる
ダムとトンネルとの関わり
路線選定で決まる
九州新幹線のトンネル
 
河川と都市を結ぶ貞山運河の構想          

渡邊 信夫氏(放送大学教授)

はじめに
木曳堀の開削とその構想
御舟入堀の開削とその構想
新堀の開削とその構想
東名運河、北上運河の開削とその構想
まとめにかえて
 


講演者略歴

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