河川文化
河川文化を語る会講演集 <その36>

写真「河川文化を語る会(その36)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成23年1月から平成23年8月までのうち4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。
ぜひともご一読ください。
 (申し訳ありません。完売しました)


4/6判  326頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

川底から理解する河川環境

 萱場 祐一 氏
(独立行政法人土木研究所 自然共生研究センター長)

はじめに
河床付着物とは何か?
河床付着物を制御する
アユの摂食圧を評価する
アユは川底を改善するか?
おわりに
 

地域の水環境研究から発展した国内外との教育連携

 高木 裕司 氏 
(学校法人静岡理工科大学 静岡北高等学校 教諭)

はじめに
水環境研究が高校生と高校を育てた 〜巴川水質調査、課題研究、SSH〜
21世紀の高校生による水への取り組み 〜本校や海外の高校生の活動〜
水は人をつなぎ、科学技術や文化を育てる
 

両河の賜物
  
―ユーフラテス河とティグリス河が育んだ古代メソポタミア文明―

小林 登志子 氏 
(NHK学園 古代オリエント史講座 講師)

両河の間の土地
粘土板に書かれた歴史
両河の賜物
「銅の河」ユーフラテス河
矢のように速い河
大洪水伝説
羅針盤の鳥
地震の記録
エジプト人と戦ったシュメル人
ヘロドトスが伝える播種量
エジプトの灌漑
『農夫の教え』
『サルゴン伝説』
「上の海から下の海まで」
洪水戦術
 

今迫りくる大水害の危機

     土屋 信行 氏 
(公益財団法人えどがわ環境財団 理事長)

利根川東遷事業による洪水の危険性
フランス革命は浅間山が起こした?
内川廻し
徳川家康と新川の開削
引き舟
江戸の塩の道
しんかわ橋と博覧会
明治43年 東京大水害
荒川放水路の開削
洪水と共に暮らす
左岸が低い荒川堤防
世界最新鋭の機械化施工
青山 士と私の祖父
大正6年 大海嘯
猛烈な地盤沈下
昭和22年 カスリーン台風
高潮は破壊力を持っている
中川放水路の開削
東京ゼロメートル地帯の形成
東京東部低地洪水流域
地震洪水
洪水時渡河避難
八ッ場ダムは無駄遣いか?
水争いは昔から
子々孫々のため
 


講演者略歴

お申し込みは、こちらから