■メダカの生態に関する研究と啓発活動
―山口県立厚狭高等学校生物部での取り組み― |
児玉 伊智郎 氏
(山口県立厚狭高等学校 教諭)
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はじめに
山口県立厚狭高等学校生物部の活動の様子
身近な自然の観察/宇宙実験への参加
メダカの生息地点の水環境
メダカの研究のスタート/メダカが生息する地点の特徴/
メダカの生息を制限する環境/自然に配慮された工事と効果/
メダカと水草の関係/メダカはどこから来たのか
メダカの遺伝子汚染
野外に生息するヒメダカとの出会い/クロメダカとヒメダカの交雑/
被食の影響/クロメダカとヒメダカの泳ぐ力/
野生メダカへのヒメダカ遺伝子の混入
メダカとカダヤシの種間関係
山口県におけるカダヤシの放流の歴史/攻撃行動の比較/
逃避行動の比較/両種の分布状況/水温と両種の関係/
水流と両種の関係/両種の食性の傾向/
アンモニアや亜硝酸に対する耐性/種間関係のまとめ
研究成果の発表
啓発活動への取り組み
おわりに
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■環太平洋の生命文明:水の循環を守った文明 |
安田 喜憲 氏
(国際日本文化研究センター 教授)
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稲作漁撈文明と畑作牧畜文明
米を食べて魚を食べる人も文明を持っていた/玉は山のシンボルだった/
山は天地の懸け橋だった
長江文明の発見
文明には精神がある/文明の精神は移転する/
大地の豊穣性を守る文明の価値の再発見
森・里・海の水の循環を守った稲作漁撈文明
人を信じることができる社会と公共心/
人を信じる社会は未来を信じることができる/
命あるものはつながっている/地球には意思がある/
生物多様性を守った日本人の心
環太平洋の生命文明圏の発見
雲南省・貴州省から東南アジア・台湾・日本へ/太平洋に漕ぎ出した人々/
共通する太陽・鳥・柱・山・玉/人糞を肥料にする/
魚を食べ聖樹を崇拝するやさしい心/環太平洋の生命文明圏
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■古代と現代の治水
―現代治水事業の原点をさぐる― |
小山田 宏一 氏
(大阪府立狭山池博物館 学芸員)
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はじめに
治水灌漑研究の意義
公権力と治水灌漑事業/東アジア技術交流/現代社会と治水灌漑研究
古代の治水構造物
古代河内湖の環境/築堤開田の堤/河川堤防/護岸・水制/放水路/
昆陽池と治水/依網池と治水/狭山池と治水
古代治水技術の画期とその歴史的背景
古墳時代中期治水構造物の歴史的背景/七世紀治水構造物の歴史的背景/
古墳時代中期と七世紀の歴史的背景の違い
伝統的河川工法の歴史
関津遺跡の護岸/百間川遺跡の堤防/室遺跡の堤防/津寺遺跡の護岸/
弥生時代の護岸/古代韓国の天然材料を用いる河川工法/
古代中国の天然材料を用いる河川工法/
日本における天然材料を用いる河川工法の発達
おわりに
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■北欧の自然と文化
釣りキチ外交官の見た川と魚と人生模様 |
大塚 清一郎 氏
(エッセイスト・元駐スウェーデン大使)
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ある国際会議での長演説のジョーク
スウェーデンといえばノーベル賞
スウェーデン人はヨーロッパの日本人?
スウェーデン人のユーモア
スウェーデン人は俳句が大好き
知的な痴的な外国語講座
社会福祉先進国スウェーデンの光と影
スウェーデンの社会福祉から何を学ぶべきか?
スウェーデンの社会福祉の「影の部分」
釣りキチ外交官の見たスウェーデンの川と魚と人生模様
イドショー・ストロンメン川の復活
スウェーデンの「自然享受権」という考え方
カニとマグロとサーモン……貴方の生き方は何ですか?
世界フライフィッシング選手権大会
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