河川文化
河川文化を語る会講演集 <その31>

写真「河川文化を語る会(その31)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成20年11月から平成21年4月までのうち4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。
ぜひともご一読ください。


4/6判  268頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

水質ワースト・ワンから「遊べる川」へ
   ―貝塚市・近木川と子どもたちの12年

 神吉 紀世子 氏
(京都大学大学院工学研究科 准教授)

はじめに
水質ワースト・ワンと活動のはじまり
遊べる川にするための「つなぎ役」
小学校の近木川学習
学校の子どもたちから地域への発信
大人社会を引き寄せる ―本当の「遊べる川」を目指して
12年の成果 ―普通のこと=文化としての近木川学習の定着
 

『箱根の坂』その後
   〜司馬遼太郎の河川観〜

 宮村 忠 氏 
(関東学院大学工学部 教授)

箱根の坂
「坂東」の太郎
早雲の小田原城
大麻事件
寿司屋には「坂東」はない
急流の司馬・緩流の藤沢
南蛮の土木技術
秦氏と土木
東西方向と南北方向
 

漁オサンショウウオの遺伝子解析と
   スーパーサイエンス校の七年間の軌跡
     〜広島国泰寺高等学校理数ゼミ生物班の研究活動〜

三浦 淳子 氏 
(広島県立広島国泰寺高等学校 教諭)

日本ストックホルム青少年水大賞
なぜ、オオサンショウウオなのか
遺伝子解析と遺伝子音楽
これまでとこれから
 

街中の水辺

     石井 紫郎 氏 
(東京大学 名誉教授)

はじめに
ドイツ・フライブルク市の位置と概況
フライブルクの街とベヒレ
運河とブルンネン
ベヒレの歴史
フライブルクの水システム
ベヒレのネットワーク
多度津のチャレンジ
 


講演者略歴

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