■小さな“Case”の大きな可能性
〜桂高校草花クラブの挑戦〜 |
片山 一平 氏
(京都府立桂高等学校 教諭・草花クラブ顧問)
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はじめに
桂高校の概要
草花クラブの創部と活動
手探りの中での品種開発/三十輪咲きのアジサイ・・・/
オリジナルアジサイと障害者施設
Wardian CaseからKatsura Nursery Case(KNC)の開発まで
きっかけは一九九五年/永遠のシルバーコレクター/
ある偉大な実験/KNCの原理は魔法瓶!
ストックホルム青少年水大賞への挑戦
研究の概要(KNCは栽培技術革命)/
ストックホルム日本代表になるための戦略/
世界で発表するときも戦略をたてました/
苦手な英語は得意なプレゼンで・・・/
表彰式で勘違い・・・でも準グランプリでした
研究はエンドレスです!
無覆土水稲苗の研究のその後!/
芝の開発から屋上緑化システムへの発展
農業専門高校が目指すもの・・・
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■富山湾の神秘 ―蜃気楼の不思議にせまる― |
市瀬 和義 氏
(富山大学人間発達科学部 教授)
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はじめに
蜃気楼とは何か
あんなに大きくは見えない/ないものは見えない/
後ろの物が映っているのではない
では実際にはどう見えるのか
魚津から生地方面/魚津から富山方面/船の蜃気楼
蜃気楼研究の歴史
蜃気楼の語源/書物に登場
蜃気楼とは何か
上位蜃気楼と下位蜃気楼/屈折と人の目/海面より上か下か
冷たい雪解け水説
九十年続いた定説/そんなに冷たくはない/ならば調べてみよう
暖気移流説
逆転の発想/コンピュータでの計算との一致/風/モデル
暖気移流説の確認
海上測定/空気の温度の鉛直分布/熱収支/北よりの風/
冷気の持続
蜃気楼はどこにでも出る
琵琶湖の蜃気楼
ライブカメラの構築
蜃気楼出現予想/ライブカメラと気温の鉛直分布/いろいろな説/
条件がそろえばどこにでも出る
まとめ
分からなければやってみる/メインは温度/分かってもロマンはある
おわりに
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■日本の川のけしき |
樋口 忠彦 氏
(広島工業大学環境学部地域環境学科 教授)
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はじめに 「けしき」と「風景」と「景観」
「けしき」とは
景色の特徴
柳田國男「風光推移」の意義
景色づくりの考え方
景観法の理念
景観資産とは
景色を眺め、楽しむ
「景色の見方」を豊かにする
草木ものいふ気色/神様の気色/国見の気色・けしき/
四季のけしき/年中行事と名所のけしき/町の景色/
その他の気色、風景、景観
「川の見方」を豊かにする
景色を眺め楽しむ場所を工夫する
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■水と古代文化 ―灌漑用水をいかに求めてきたか― |
工楽 善通 氏
(大阪府立狭山池博物館 館長)
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はじめに
わが国での稲作の始まり―新技術の導入
環濠集落の誕生
水田の造成
池と溜井を掘る
農耕の起源
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