河川文化
河川文化を語る会講演集 <その2>
平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。
今回、平成10年10月から平成11年1月までの4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。
4/6判 233頁
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)
−収録内容−
■地球環境問題と河川 沖 大幹氏(東京大学助教授)
はじめに
地球規模の水循環における河川
地球環境問題と河川事業
地球的規模で見た東南アジアの水資源
■川辺の環境民俗学−人・サケ・自然− 出口 晶子氏(関西外国語大学助教授)
はじめに
環境民俗学の視点
日本のサケ川
蛇行川から一本川へ
春のサクラマス
川はつくられる
サケの認識
サケ川のこれから
■水の周辺をめぐる消防士の話 細川 顕司氏(東京消防庁本田消防署予防課課長補佐)
わたし?水商売です
火事がないとき、消防職員は何をしてる?
災害は所詮『他人事』
設備を活かさない人々
消火方法の変遷
消防水利のこと
火災は人間の営みをそのまま映す
東京での水難現場は風呂場
阪神大震災が教えてくれたこと
■こいつァ春から・・・〜川と歌舞伎〜 安田 文吉氏(南山大学文学部教授)
はじめに
川と歌舞伎
芸処名古屋
『三人吉三』と隅田川
『法界坊』と隅田川
『妹背山』と吉野川
『乗合船』と隅田川
川と文化
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