河川文化
河川文化を語る会講演集 <その15>

写真「河川文化を語る会(その15)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成15年2月から平成15年5月までの4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。
また、第58回通常総会における特別講演の内容も併せて収録しました。
ぜひともご一読ください。


4/6判  344頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

瑠璃の光も磨きから−水辺のフォークロア

三田 薫子 氏(作家)

はじめに
万葉の恋・逢瀬の日のエチケット
手取川――雄々しくエネルギッシュ、慈悲なる川
手取川支流、通称bousouの川のエピソード
安産川(手取川支流)−生活に密着した信仰の川
白山源流の天然水
梯川−川はどこでも物語と伝説の宝庫
瑠璃も磨かざれば光なし
おわりに
 

日本の自然と河川のあり方

竹内 敏信 氏(写真家)

独自の文化がつくり出した日本の多様な自然美

滝、そして川、湖
ヨーロッパの自然風景
 

土壌・地下水汚染の現状と課題

佐々木 正一 氏 
(オルガノ株式会社機器事業部地球環境室長)

はじめに
土壌・地下水汚染問題の背景
土壌・地下水汚染に対する規制の枠組み
土壌汚染の見つけ方
もしもの時の汚染浄化
 

都市の『野生』を考える
   −アザラシ。多摩川に現る−

   羽山 伸一 氏 
(日本獣医畜産大学獣医学部助教授)

都市問題としての野生動物問題
野生動物問題としての「タマちゃん問題」
「野生」の常識を問う
大都市東京で野生動物と生きる
 

【特別講演】 −第58回通常総会において−
「地球・水・生命・未来」
  −日本河川協会の発展のために−

  丸山 茂徳 氏 
(東京工業大学大学院理工学研究科教授)



講演者略歴

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