河川文化
河川文化を語る会講演集 <その1>

写真「河川文化を語る会(その1)」

平成10年6月から、川に関心のある方々が月に一度集まり、川にかかわる文化をテーマにゲストスピーカーから話を聞き、意見交換をしてまいりました。

今回、平成10年6月から9月までの4回分の講演内容を講師が加筆修正し、講演集としてまとめました。


4/6判  220頁 
一般価格:1,200円(税込・送料なし)
会員価格: 700円(税込・送料なし)


収録内容

川の「恵み」をうけるまちづくり    

渡部 一二氏(多摩美術大学教授)

はじめに
川の恵み・効用
川は河川と水路が共存する水の流れ
「川」歩きで学んだこと
「水門」の発見
まちのなかの通水システム
川の魅力と美
川の「蘇生」にむけた提案

 
近代河川工学をふりかえる   

井口 昌平氏(東京大学名誉教授)

はじめに
河川とは河川工学とは何か
ヨーロッパからの河川工学の伝来
河川流路の変化の特性
おわりに
 
文学から川の水質読めた    

谷口 智雅氏(高崎経済大学講師)

様々な角度から川を見る
現在と過去の東京の水辺空間
文学作品に書かれた川の情景
文学作品中にあらわれた隅田川
文学作品は地域を写す鏡
川の環境基準
文学作品中の文章を現在の水質基準に変換
二十世紀における隅田川の水質変化
東京の原風景
 
河川と縄文文化          

村越 潔氏(青森大学教授)

はじめに
河川と神話伝説
河川と文明
縄文文化と河川
 ・三内丸山遺跡
 ・大矢沢野田遺跡
 ・桜町遺跡
文化交流に果たした海・河川の功績
スライドによる説明
 


講演者略歴

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