川のQ&A
Question
川の水は何故無くならないの
質問内容
Answer
河川協会の回答
地球上にある水は、自然のしくみによって循環しています。 水は海や陸から蒸発と蒸散によって大気中に戻り、雲となったこれらの水分は凝結し、雨や雪となってまた地表に落ちてきます。一部は蒸発しますが、残りは川の水や地下水となってやがて海へ戻ります。 このように水はなくなることなく姿を変え、ぐるぐる回っています。これを「水の循環」といいます。 日本の降水量は一年間に全国平均で1,800mmであり、季節によって偏りはありますが、冬期の雪、春から夏にかけての梅雨、そして秋の台風を中心にして年間を通じてある程度の降雨は期待できます。 そのため、日本の川の水は降雨がない場合でも地下水が補給してくれるために、全くなくなるということはほとんど見受けられません。 (なお、人工的な取水により川に水が無い区間もあります) しかし、乾燥地帯の川では乾季には半年余りも降雨がないため水が無くなることもあります。
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